法月成祐、落車回避し地元でひとり決勝進出/小田原

地元からただ1人決勝進出を果たした法月成祐(撮影・栗田文人)

<小田原競輪>◇F2◇2日目◇17日

法月成祐(44=神奈川)が地元からただ1人の決勝進出を果たした。準決8Rは、だんご状態の中、落車を寸前で回避しながら直線で外を伸びて3着。「だいぶいい感じになってきた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

落車の影響で近況は、自転車に関して試行錯誤の日々が続いていた。それだけに「今回のフレームはいい。反応しているし、力が逃げずに流れる感じもある。これで脚力自体は(以前と)それほど変わってはいないことが分かった」と手応えを感じた様子だ。

小田原では08年5月に、今回も対戦する藤原憲征らを破ってS級優勝もしたことがある。まずは千葉両者をしっかり追走し、直線で空いたコースを突っ込む。