阿久津修「棚からぼた餅」幸運を味方に準決へ/伊東

阿久津修がA級陥落のピンチからはい上がる(撮影・松井律)

<伊東競輪:国際自転車トラック競技支援>◇G3◇2日目◇26日

待てば海路の日和あり。2予9Rで一番最後にコメントを出した阿久津修(38=栃木)に幸運が転がり込んだ。

本来なら中部近畿ラインで連係してもおかしくない野原雅也と神田龍が別線になり、中四国勢が野原後位を主張。阿久津は、たまたま空いた神田の番手回りから準決行きの切符をつかんだ。

「展開が向けば取りこぼさないぐらいの出来ではあったけど、今日のは『棚からぼた餅』でした」と手放しで喜んだ。

A級陥落のピンチに立たされていただけに、準決でさらに大幅な得点アップが見込める。「準決でももう1度間違いを起こしたい」と報道陣を笑わせた。