<徳山ボート>◇4日目◇30日
昭和55年5月2日にデビュー(徳山)した新良一規(62=山口)と、昭和56年5月7日にデビュー(徳山)した今村豊(57=山口)。今シリーズの出場メンバー中、登録番号が上から1、2番目の2人の躍動が止まらない。
新良は予選3位通過で、準優進出戦10レースの1枠。「全部の足がいい」と機力、気力とも万全だ。今村は予選5位で9レース2枠。「足は中堅」だが腕で準優の好枠を確保を目指す。
この2人が同じレースで戦った、2日目の11レース。インの新良と4コース発進の今村の手に汗握るマッチレースは2周1Mまで続いた。結果は「苦節40年、初めて勝ちました」と笑いを取った新良に軍配。今村は「最敬礼」と姿勢を正して頭を下げ、2人は健闘をたたえ合っていた。
このときの様子を紙面で紹介したのだが、2日後の平成最後の日になって、今村から「120歳コンビでワンツーってなんで書かなかった? 平成の大記録だろ?」と意表を突く突っ込み。冷や汗をかいた。
その平成を振り返ってもらうと新良は「上出来です」と笑顔でひと言。今村は「震災やバブル崩壊などがあってショックが多かった。令和はいい時代になって欲しい」と回顧していた。元号が変わってもこの2人の腕が変わることは、当分ないだろう。