福岡ボートSGカウントダウンコラム(1)

大山千広

<ROAD TO オールスター(1)>◇福岡◇21~26日

令和初のSGレース、ファン投票に選ばれたトップレーサーの祭典「第46回ボートレースオールスター」が、21日から26日まで福岡ボートで開催される。カウントダウン連載「ROAD TO オールスター」を合計6回掲載。第1回は大会の歴史、躍進著しい女子レーサーなどを紹介する。

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(1)大会の歴史 前身は55~73年まで開催された全国地区対抗競走で、全国6地区から選抜された選手が、地区優勝と個人優勝を争った。74年にファン投票選出による笹川賞となり、第1回は住之江で行われた。14年から通称名称として「ボートレースオールスター」の表記となった。

(2)選出基準 A1級の中から、ファン投票及び選手選考委員会において選出。前年度優勝者(中島孝平)、同SGグランプリ優出6人、直前開催のSG優勝者(戸田クラシック=吉川元浩)は優先出場。

(3)優勝賞金 第1回は400万円。98年の第25回桐生から4000万円、11年の第38回尼崎から3500万円に。近況の業界の売り上げアップに伴い、今回から3900万円に増額される。

(4)女子選手 A1級の男女比率などを勘案し、得票上位8人が選出。過去、SGドリーム戦の出場は寺田千恵、横西奏恵、平山智加の3人おり、今回は大山千広、小野生奈が選ばれた。女子が複数でDRに出走するのは史上初。2人は11年尼崎オールスターの横西、16年福岡ダービーの平山に続く、女子選手による3回目のSGドリーム戦勝利が懸かる。【窪寺伸行】

※明日は大会総展望