脇本雄太の弟・勇希が7月デビュー「目標は兄です」

7月デビューを控えて抱負を語った脇本雄太の弟勇希(撮影・山田敏明)

7月にデビューする近畿地区登録の競輪学校115期(男子9人)と116期(女子3人)の共同会見が3日、大阪市北区のJKA大阪事務所で行われた。

注目されるのは脇本雄太の弟勇希(20=福井)で高校時代には国体ケイリン2位の実績がある。

「デビューに備えて市田佳寿浩さんの指導で、街道練習や室内のマシントレーニングをしている。実戦練習ではレースの展開の作り方が下手と指摘されます」と本番に向けてしっかりと汗を流している。

将来の展望を聞かれると「目標は兄です。比較される部分もありますが、2周を逃げ切れる選手になりたい。兄は福井に帰ってくることがあっても、休養するためなので練習は一緒にしたことはありません。(レースについても)アドバイスはされていません」と周囲を笑わせた。デビューは7月18日からの高松が予定されている。