＜平塚競輪＞◇F1◇初日◇16日

年齢が40代に入っても、近藤俊明（40＝神奈川）は進化し続けている。F1戦ではコンスタントに決勝へ進み、競走得点も3ケタを割らなくなった。「最近は調子が悪い時でもそれなりに結果が出ている。自分の中で最低限のレベルが上がったんだと思います」と総合力の底上げを実感している。

競走得点が上がれば、自然と番組や目標が良くなるという好循環。そうなるとやる気も倍増するものだ。「やりたいこと、やらなきゃいけないことがどんどん出てきて、時間が足りない。やっと競輪が楽しくなってきましたよ」。

準決10Rは、別線に佐藤友和、取鳥雄吾と強力な相手がそろったが、今の近藤なら気後れせずに立ち向かえる。