脇本雄太の弟勇希もがき合い制しデビュー白星/高松

見事強引先行でデビュー戦を飾った脇本勇希

<高松競輪>◇F2◇初日◇18日

輪界の頂点に立つ脇本雄太の弟・勇希(20=福井、115期)がチャレンジ2Rのデビュー戦を快勝した。残り2周から八嶋稔真とたたき合いを演じて、一度は出られたが、打鐘から猛発進。番手に入られた八嶋の抵抗を封じて、力強く押し切った。「緊張しましたが、行った方がいいと思ったので仕掛けました。福井から応援にきていた知り合いの姿も見えました」と余裕の表情で話した。競輪学校を出てからすべての底上げをしてきたという。「以前だったら、まくられていたと思うし、確実に力が付いてきたと感じます」と手応えもつかんだ。準決5Rでは、出沢拓也を相手に先行勝負で突破を図る。