石渡鉄兵、今大会への意気込みは半端ない/江戸川

「江戸川周年タイトルは誰にも渡したくない」。初日DR1号艇に気合が入る石渡鉄兵

<江戸川ボート:江戸川大賞>◇G1◇前検日◇23日

『江戸川鉄兵』が周年記念に帰ってきた。当地20Vの実績から、前記の異名を持つ石渡鉄兵(44=東京)が3度目の大会制覇に挑む。

前期はA2で、1月の63周年記念に参戦できなかった。また、当地は正月開催を制した後は4度続けてV逸。今節の意気込みは並大抵ではない。多くを語らず、口元を引き締めてうなずいた。

手にした14号機は池永太が5月G2を制し、その後も伸びが特徴のエース級と称される。「エンジンの力をしっかり引き出したい。伸びがあれば、出足はそれなりでいい」。好発進へ視界が開く。