優勝戦は前付けの嵐でコース争いから大激戦/多摩川

優勝戦6号艇の林美憲が前付けを宣言して進入争いから激戦

<多摩川ボート>◇4日目◇7日

面白い優勝戦となった。6号艇に林美憲(44=徳島)が入り「6コースはない。6コースから行くぐらいなら、(前付けで)深い方がいい。行けるところまで行きたい」と前付けを宣言。

これに対して5号艇の芝田浩治は「6コースは嫌。ある程度は付いていくつもり」と一緒に動く構えだ。3号艇の川上剛も「3コースから外には絶対に出ない。新聞にそう書いといてください」と早くも陸の上から駆け引きが始まっている。1号艇の草場康幸も決して万全の機力ではなく「進入は分からない」とイン死守は明言しなかった。とにかく進入争いから楽しみ。展示から盛り上がることは間違いない。