生真面目な勝谷勝治、反省を元にまくり奮闘/川崎

勝谷勝治は同県の大先輩・梅沢謙芝(右)とのワンツー決着に安堵(あんど)

<川崎競輪>◇F2◇初日◇9日

115期の生徒会長を務めた勝谷勝治(29=三重)は、生真面目な好青年。大先輩の梅沢謙芝との同乗にあたり「8月の松阪で迷惑をかけてしまった。今度こそ決めないと…」と緊張感MAXの状態で初日のレースを迎えた。

予選2Rは、米倉剛志と桜井宏樹の先陣争いをまくり、梅沢とワンツーフィニッシュ。

「前の踏み合いを見て一瞬迷ったが、迷っているぐらいなら行こうと思って踏みました」。

同じ失敗は繰り返さない。プレッシャーのかかる場面でも最後まで自分を失わなかった。