31年目ベテラン大賀広幸が新スタイル挑戦/平和島

大賀広幸が17年10月以来の優勝を目指して走る(撮影・古村亮)

<平和島ボート>◇5日目◇15日

今年は新しい大賀広幸(52=山口)が見られるかもしれない。

準優10Rで2着に入り、20年最初の優出を決めた。「整備をしたのが大きい。もらったときのままだったら、帰ろうかと思うぐらいに出てなかった(笑い)」と懸命な本体整備で戦える足に仕上げてきた。

「いつもは回転を上げて出足型にするけど、今年は押さえる調整で伸び型にしていきたい。なぜ? 伸びが普通だとスタートして出ていかないし、面白くないでしょ。スタート行ってまくるのが、ボートレースの醍醐味(だいごみ)だよ」。デビュー31年目のベテランが新たなスタイルにチャレンジする。「(SGの)オールスターに出たいね」。目標は高く持ってレースに臨む。