下岡優季、落車の影響も薄れて先行で勝負/豊橋

幸先良く白星スタートを飾った下岡優季(撮影・村上正洋)

<豊橋競輪>◇F1◇初日◇29日

地元の下岡優季(30=愛知)がA級予選4Rをまくりで制した。遅まきながら今年初勝利だ。今期初戦の佐世保の後、練習中に落車した。「骨には異常なかったけど、腰を強打して、すごく腫れた。それでも、痛みを我慢して練習したんですけどそれがかえって良くなかった」と不振の原因を明かした。それでも、前回の和歌山で今期初めて決勝に勝ち上がって復調の兆しは感じていた。「2場所前の西武園から動けるようになった。今節も決勝に乗れれば…」。準決5Rはまくりが強力な本郷雄三を相手に逃げてどこまで粘れるかの勝負だ。