朝倉智仁、競技チーム参加で競走意識高める/取手

朝倉智仁(左)と小林泰正。小林がチームのロゴデザインをはっきりさせようと、朝倉が着るジャージーの裾を引っ張る

<取手競輪:水戸黄門賞>◇G3◇初日◇27日

昨年7月にデビューし、地元G3に初出場した115期の朝倉智仁(20=茨城)が奮闘している。1予10Rは前受けし、打鐘から突っ張り先行。ゴール前に末を欠いて4着でも「前回の西武園は踏むべきところで踏まずに包まれた。今日はその反省を生かした。前受けは作戦になかったが、別線に出られては駄目だから突っ張った」と内容に胸を張った。

今月中旬には、小林泰正や、トラック中距離でナショナルチームBに強化指定されている新村穣(競輪選手養成所候補生)が所属し、国内のトラック競技大会で活躍を目指す『CS Slinger』に加入した。今節はチーム加入後に初めて小林と同じあっせんとなった。「小林さんと刺激し合って頑張りたい。しっかり走らないと駄目」と意欲を高めている。