新人佐々木和紀「父の顔に泥塗らないように」/立川

佐々木龍也元選手の三男・佐々木和紀が“デビュー戦”を迎える(撮影・栗田文人)

<立川競輪>◇F2◇前検日◇5日

117期新人の佐々木和紀(23=神奈川)が、オープニングレースでデビュー(ルーキーシリーズを除く)する。

父は長くG1戦線で活躍し、現在はナショナルチームに携わる龍也氏。だが、自身は高校卒業後、約10カ月間の警察署勤務(警察学校を含む)を経て、3回目の受験で競輪選手養成所に入った苦労人だ。「ここまで多くの人にお世話になったので、活躍して恩返しをしたい。選手になったのは、やはり父の影響が大きいですね。父の顔に泥を塗らないように頑張りたい」と強い気持ちをのぞかせた。