江口晃生、展開の助けもあって白星発進/多摩川

江口晃生がまくられながらも、何とか勝利を収める。(撮影・古村亮)

<多摩川ボート>◇初日◇19日

初日メインの12Rドリーム戦は、1枠の江口晃生(55=群馬)が何とか勝利を収めた。

レースは4枠の有賀達也がカドから伸びてまくっていったが、1Mでターンが流れてしまい、江口がイン小回りで残した形となった。「1等だからいいか」と、内容は別にして結果が出たことを良しとした。「スタートして伸びられたけど、だいぶ良くなっている。中堅はあるかな。この方向でペラをたたく」。前検の最悪な状態を思えば、機力は少し上向き。巧みな調整力でさらに足の上積みを図る。