桜川雅彦、休みなしの連戦にも奮起の仕掛け/西武園

タフネスぶりを見せている桜川雅彦(撮影・野島成浩)

<西武園競輪>◇F2◇初日◇20日

前場所の青森ナイターから中0日で転戦した桜川雅彦(36=千葉)がタフネスぶりを見せている。予選9Rは中団まくりで2着。本線を後方に置く冷静な立ち回りに「中0日なんて、疲れのうちに入らない」とテンションを上げた。

青森の最終日に新幹線で千葉市の自宅に戻り、翌朝すぐに西武園入りした。調整不足は否めないが、準決に進出して12Rは新鋭石井洋輝と2分戦でもひるまない。南関トリオの先頭を任され「1人じゃないから、何かできる」と奮闘を誓った。