鈴木伸之が準決一番乗り「差しで良かった」/四日市

目標不在の予選6Rを機敏な立ちまわりで制した鈴木伸之

<四日市競輪>◇F2◇初日◇13日

予選6Rは鈴木伸之(40=愛知)が最終2センターから内に突っ込んだ藤井孝則に切り替え、ゴール前で追い込んだ。

準決一番乗りを決めた鈴木は「自信はなかったけど、うまくコースが空きましたね。7車じゃなかったら届いてなかった」と振り返った。

本来、追い込みで戦っているが、目標がないとき仕方なく自力を繰り出す。そうすると、逃げやまくりの決まり手がついて、ますますラインの先頭を任される番組を組まれる悪循環だ。「今日は差しの決まり手で良かった」と苦笑いした。