太田美穂 地元決勝で「奇跡」再現もくろむ/四日市

太田美穂が久米詩、石井貴子の2強を相手に地元Vを狙う(撮影・村上正洋)

<四日市競輪:ガールズケイリン>◇F1◇2日目◇24日

地元戦に張り切る太田美穂(24=三重)が2着2本で決勝に進出した。予2・6Rは真後ろに石井貴子を背負っての先行策。最終バック手前から石井が番手まくりを放ち、両者が激しくもがき合う。最終2センターでは合わせ切ったようにも見えたが、最終的には石井に4分の3身差で突き放された。「結構、頑張ったでしょ? でも(石井を)合わせ切るのは100年早いかな」と太田は悔しそうに振り返った。

しかし、1月取手のガールズコレクショントライアル決勝では、石井に先着して準Vの実績もある。太田自身「奇跡」と言うが、ひそかに再現以上をもくろむ。