気合の為田学「ノブのフレームで結果を出す」/高知

為田学がS級鈴木庸之より譲り受けたフレームで挑む(撮影・野島成浩)

<高知競輪>◇F2◇前検日◇23日

為田学(48=沖縄)の闘志は少しも衰えていなかった。長野県籍の頃は5度の日本選手権を含め、G1に8度出場した。18年後期からA級暮らしが続くが「少しずつでも、また上を目指そうとやっている」と今の思いを明かした。

今節は赤色を基調にしたフレームを持ち込んだ。「これはノブ(鈴木庸之=新潟)に送ってもらったんだ。フレームの相談をしたら『これを使ってください』って。同支部だった頃から、よく話をしてさ。今ではオレが沖縄のマンゴーを送ると、お返しで新潟のうまい枝豆を送ってくれる。気を使ってもらい、ノブのフレームを使うからには結果を出さないと」。目をぎらつかせて意欲を言葉に表した。気合のほどは予選6Rで証明するつもりだ。