桜井太士「伸び◎、回り足も◎」新車に手応え/高知

高知競輪 新車の乗り心地を確かめる桜井太士。フレーム本体とハンドルをつなぐポストの長さが際立っている(撮影・野島成浩)

<高知競輪>◇F2◇前検日◇23日

競走得点を92点近くまで上げた桜井太士(36=岡山)が、さらなるレベルアップを期して参戦だ。前検日は大事そうに自転車を整備しながら「これ、新車です。練習で2カ月ぐらい乗ってセッティングもほぼばっちり」と言葉が弾んだ。

よりスピード化する競走に対応しようと懸命だ。「ハンドルとフレーム本体をつなぐポスト、ここを長くして乗るようにフレームの寸法も変えた。これでタテに車が流れていく。それでいて、ヨコにも動ける。伸びは◎、回り足も◎。なんちゃってね」。オフの日に満喫するボートレースのエンジン評価をもじって、フレームの調整具合を示した。ご機嫌な桜井。初日特選7Rは、さっそく好走といくか注目したい。