松浦悠士、無観客でも“さすが”を見せつける/広島

松浦悠士が連日の快走でS級S班の存在感を示している(撮影・山田敏明)

<広島競輪:瀬戸の王子杯争奪戦>◇G3◇2日目◇5日

今シリーズ、松浦悠士(30=広島)は地元バンクに19年4月以来、1年11カ月ぶりの出場だ。残念ながら無観客開催のため、ファンに生で勇姿を見せることはできないが、連日の奮戦ぶりは強烈なインパクトを与えている。初日特選は先行して2着に粘り、番手から差し切った清水裕友に「松浦さんはあの距離を踏んで2着に粘るのだからさすが」と言わしめた。

2予12Rは上がりタイム11秒1で一気にまくって快勝し「しっかりと踏み切れた。最終1センターの係も良かったし、いい感じでスピードに乗れた」と走りに及第点を付けた。準決12Rも岩津裕介を連れて全速でスパートする。