<大宮競輪>◇F1◇最終日◇17日
S級決勝11Rは山賀雅仁(39=千葉)が制した。最終バックから目標の根田空史と一騎打ちになり、ゴール寸前でぐいっと伸びてかわした。
検車場に戻ると大汗をかきながら「もう、きつかった。強過ぎて抜くのがやっと。それに伏見(俊昭)さんが3番手になってくれたし、ラインのおかげ」と自身のV劇を喜ぶより先に、根田や伏見への感謝を口にした。
展開は2分戦。伏見がSを取り、根田-山賀-伏見が前受け。4番手の大石剣士が打鐘過ぎに先行態勢に入ったが、最終ホームから根田が一気にカマして1センター過ぎに出切った。伏見は付け切れずに後退して、この時点で根田と山賀のマッチレースになった。
「根田の気持ちがうれしかった。まくりに構えなかった。自分は初日は離れたし、決勝は付いていけてよかった。今回から新車で検車のスタッフには部品を点検していただいたり、微調整してもらったり。いろんな人に助けられた」
前節最終日の落車は軽傷で済んだが、初降ろしだった新車の乗り心地を日に日に合わせて、3場所ぶり今年2度目の優勝を呼び込んだ。次走は川崎F1(23~25日)で「また頑張ります」と健闘を誓った。