坂口楓華は決勝で“地元ファン”に勇姿見せる/豊橋

練習の拠点を豊橋に移した坂口楓華が決勝で地元ファンに勇姿を見せる(撮影・村上正洋)

<豊橋競輪:ガールズケイリン>◇F1◇2日目◇10日

ガ予2・6Rは坂口楓華(23=京都)が、逃げる中嶋里美をまくり追い込んで快勝した。周回中に内村舞織の前に追い上げた坂口は「仕掛けたとき、単騎よりはいいかなと思って(内村の)前に入りました」と即席の同期タッグを喜んだ。ホームストレッチで行われた勝利者インタビューを終えると「店のお客さんら知り合いの人がいっぱい来てくれて、うれしかった」とファンに感謝の気持ちを表した。

2年前に練習の拠点を京都から豊橋に移した坂口を追って、父も豊橋市内にカフェ「ソレッラルオータ」と自転車店をオープン。練習の合間に坂口もカフェを手伝っているという。

決勝は佐藤水菜、梅川風子と強敵はいるが、たくさんのファンに勇姿を見せたいところだ。