下関ボートPG1開幕直前コラム(3)ドリーム戦の展望

守田俊介

<マスターズチャンピオン開幕直前コラム>◇下関◇20~25日

下関マスターズチャンピオン開幕直前コラム最終回は、初日12Rドリーム戦を展望する。内枠には45歳の出場資格に到達した初出場組の守田俊介(滋賀)、瓜生正義(福岡)が入った。SGでも主力として活躍する守田や瓜生が、大会最年少優勝記録更新へロケットスタートといきたい。

ドリーム戦は選考期間勝率のトップ6が選出。枠番は勝率順で1枠に守田、2枠に瓜生の45歳ルーキーが入った。SGダービー2度制覇の守田は3月のSG福岡クラシックでも優出3着。平凡エンジンを乗りこなし、上位争いするスピードは、年を重ねてさらに磨きがかかったよう。ドリーム戦もインから圧逃する。追う瓜生は16年グランプリなどSG10冠。下関は昨年4月にG1周年を優勝、相性の良さは守田以上だ。

このルーキー2人に3枠の王者・松井繁が迫る。昨年のSG平和島グランプリでファイナル3着と健在ぶりを見せつけた。マスターズも2年連続優出中で、昨年は準優勝。王者に名人の称号も加わるのか、初戦の走りに要注目だ。初のタイトル奪取を目指す上平真二も侮れない。通算優勝66度を誇るもSG、G1のタイトルはまだない。昨年大会は優出4着。自在な仕掛けはSG覇者たちに何ら劣ることはない。平尾崇典、吉川元浩も展開ひとつ、いや外でも自ら展開を作る決め手を持っている。エンジンの仕上がり次第で、主役に躍り出る。【中川純】(おわり)

◆初日12Rドリーム戦・出場予定メンバー

 枠 選手名  齢 (支部)

(1)守田 俊介<45>(滋賀)

(2)瓜生 正義<45>(福岡)

(3)松井  繁<51>(大阪)

(4)上平 真二<47>(広島)

(5)平尾 崇典<48>(岡山)

(6)吉川 元浩<48>(兵庫)