佐々木堅次「体が勝手にいくという感じ」単騎の特選5着でも手応え/岸和田

初日特選12Rを単騎でカマした佐々木堅次が、準決10Rで決勝一番乗りを決める(撮影・岡田晋)

<岸和田競輪>◇F2◇初日◇9日

初日特選12Rは、単騎戦だった佐々木堅次(26=福島)が打鐘4角で一気にカマして先行態勢。直後に続いた横関裕樹に最終2角で番手まくりされ5着に敗れたが、最後までしっかり踏み込めていた。「単騎でも最終バックを取るつもりで、仕掛けられるところからいった」と話すと「ラインあったら、粘れたでしょうね」とニッコリ笑った。

このレースで手応えはつかんだようだ。「体が勝手にいく、という感じだったし、これなら準決が楽しみ」。その準決10Rは、117期の渡辺雅也と安藤直希が相手となかなか手ごわい組み合わせとなったが「S級にいくならこれくらいは勝たないといけない」。7月からのS級を意識しつつ気合をみなぎらせた。