もうじき58歳の萩原操がS級に復帰 初戦は弟子の神田龍と連係/小松島

今月29日に58歳を迎える萩原操。大ベテランがG3舞台に帰ってきた(撮影・岡田晋)

<小松島競輪:阿波おどり杯争覇戦>◇G3◇前検日◇30日

大ベテランがG3舞台に帰ってきた。1年半ぶりにS級へ昇級した萩原操(57=三重)は、7月29日に58歳を迎える。5月名古屋以降は腰痛で欠場。約2カ月ぶりの実戦だ。「長くやっていると、いろんなところが悪くなってくる」と苦笑いした。

復帰初戦は1予7Rで弟子の神田龍と連係する。神田は同じ中部地区の山田諒との連係も考えられたが、「後ろが師匠だから」と自力を選択した。このほかにも谷口明正が今期からS級復帰、115期の下井竜も、来々期はS級昇級が確実視される。ガールズでも太田美穂や妹の瑛美と、弟子たちも活躍を続ける。「下井、神田、谷口。みんな素人のころから育ててきたし、今回の神田君のように上で連係することがお返しかな」と話した。

「自分の中で、区切りは55歳とみていた」と話すが、もうじき58歳。選手としては39年目を迎えた。大ベテランが今開催を、しぶく盛り上げてくれるはずだ。