熊本出身・東健介が、行き足上向かせて奮戦/丸亀

東健介がベテランの意地を見せる(撮影・上山淳一)

<丸亀ボート:全国ボートレース甲子園>◇G2◇前検日◇5日

大会初出場の東健介(54=岡山)は、熊本県球磨郡錦町出身。昨年出場した岩崎芳美は高校の後輩にあたる。「高校を卒業してから岡山県に出てきて、それまではずっと熊本に住んでいました」。懐かしそうに話した。

前検の動きはスリット付近を中心に重たさが残った。「ペラ調整をしてから特訓にいったけど、行き足が重くて分が悪い」と肩を落とした。ただ、相棒の32号機は6月以降、3度使われて2度優出の活躍で、機の後押しはある。昨年、同郷の岩崎は予選を突破することができなかったが、ベテランが経験値を生かして初日6Rから見せ場を作る。