市川哲也がパワーアップに必死、3日目も奮起/鳴門

市川哲也が3日目こそ存在感を見せる(撮影・土居恒久)

<鳴門ボート>◇2日目◇28日

市川哲也(52=広島)の底力に期待だ。後半11Rは今までのチルトマイナス0・5から、一気に3度まで上げる思い切った調整で臨んだ。展示タイムも6秒67の好タイムをマークした。「チルトを跳ねてみたけど、(スタートを)放っていたので分からなかった」。レースでは威力を生かせなかったが、パワーを引き出すための試行錯誤が光る。テクで抜けている実力者だけに、機力が味方すれば怖い存在。3日目は1、8Rで存在感を見せる。