山口拳矢が最速ビッグV後の初戦を快勝 逃げ切りで当日最速9秒7/松戸

苦しそうな表情を浮かべながらレースを振り返る山口拳矢(撮影・栗田文人)

<松戸競輪>◇F1◇初日◇26日

G2共同通信社杯でデビュー最速ビッグVを飾った山口拳矢(25=岐阜)が、優勝後の初戦で勝利を収めた。

予選11Rで打鐘前に内を突いて先行し、この日最速となる上がり9秒7で逃げ切り快勝。「(前半から)少し噴かし過ぎたので、最後はちょっときつかった。もう少しゆっくり上げていった方が良かった」と反省点を口にした。

それでも「冷静には走れた。(前々場所の)立川から使っている自転車もいいし、33も相性がいい」と特に不安はなさそうだ。準決11Rも圧倒的なスピードで連勝を狙う。