完全V目指す犬伏湧也がスピード発揮で難敵を倒す/小松島

A級決勝11Rは犬伏湧也が地元で完全Vを決める(撮影・岡田晋)

<小松島競輪>◇F2◇2日目◇13日

地元期待の犬伏湧也(26=徳島)が、準決5Rを2角まくりで後続をぶっちぎり完勝した。「組み立ては初日と一緒で、(最終)ホームからいこうと思っていたが、うまくかみ合わずまくりに構えてしまった」と振り返った。そして「しっかり1着にいけたのは大きいが、ラインで決まってない点はあまり良くないですね」と反省も忘れなかった。

決勝11Rは愛媛の下野義城-今野大輔とは別線となる。両者とも前場所優勝と勢いがあり、自力があるタイプ。対応に手間取れば実績ある松岡孔明や冨尾享平も台頭してくる。なかなか骨っぽい相手となった。それでも「決勝に向けてしっかり修正して」と、チャレンジだった7月に続く地元連続完全Vへ意欲十分だった。