徹底先行でわかせた中村美千隆がニュー・ミッチーで存在感取り戻す/取手

近況を話す中村美千隆(撮影・野島成浩)

<取手競輪>◇F2◇前検日◇8日

2000年代の初頭に、徹底先行でビッグ戦線をわかせた中村美千隆(45=兵庫)が息を吹き返してきた。

落車による右腕の複雑骨折が災いして今節はチャレンジ降格。それでもルーキーや見知らぬ相手との戦いに慣れ、直前は10月豊橋の優勝を含む3場所続けて決勝進出と安定感を増した。「今は7車立て。脚力では若手や強い人にかなわない。組み立てをいろいろ考え、とにかく前団にいないと駄目だと。前にいれば、別線の番手が離れて飛びつけたり、番手をどかしたり。後方になったら、すぐ仕掛ける。展開を考えて読んで、その繰り返しです」。

2周先行で見せ場を作った「ミッチー」は、右腕が完治しない状況もあり、懸命に「ニュー、ミッチー」へ変化している。22年前期のA級2班昇格が決まり、いまは後期の2班キープも安全圏。今節も、存在感を取り戻す戦いが予選5Rから始まる。