S級2場所目の下井竜 58歳師匠の萩原操&兄弟子も一緒で気合十分/奈良

三重勢は師弟3人がそろった。(左から)西村光太、師匠の萩原操、下井竜(撮影・山田敏明)

<奈良競輪>◇F1◇前検日◇16日

昨年末にS級特昇した下井竜(27=三重)が、S級2場所目の戦いを迎える。前回の地元四日市では予選は突破したものの、準決は7着敗退した。「ペース配分とかやり方があったと思う。予選はうまくペースに持ち込んで、しっかり組み立てたい」と意気込む。今回は師匠の萩原操、兄弟子の西村光太と一緒で、ふがいない走りはできない。

すごいのは58歳の萩原を含め全員がS級在籍という点。萩原は「今年59歳になるからもうすぐ還暦。自分で限界は決めない」と、弟子たちを頼もしそうに見つめた。勝ち上がりで連係が実現すれば、3人にとって最高のシリーズになりそうだ。