吉田敏洋が大会連覇へ、最後は自力勝負で臨む/豊橋

決勝進出者インタビューでレースを振り返る吉田敏洋

<豊橋競輪:ちぎり賞争奪戦>◇G3◇3日目◇22日

吉田敏洋(42=愛知)が、準決10Rで逃げる皿屋豊マークから番手まくりを放った。最後は原田研太朗にとらえられたものの、2着で決勝に勝ち上がった。

当地G3連続Vを狙う権利を手にしたが、笑顔はない。「皿屋(豊)と決勝に乗ると決めていたから、(小林)泰正のまくりに合わせて(番手から)出るつもりはなかった」。自力を出したのは、意に反してのものだった。

12R決勝は岡本総を従え、自力勝負。「3日間、前で頑張ってくれた後輩たちの思いも酌んで」(吉田)。最後も好走を誓った。