西山貴浩が会心の逃げ、ホーム若松で今年初優勝/若松

イン逃げで今年初優勝を飾った西山貴浩はトロフィーをかかげた

<若松ボート>◇最終日◇29日

1枠・西山貴浩(34=福岡)が逃げて、今年初優勝を決めるとともに、正月戦で1枠で敗れたリベンジを果たした。

ピット離れで飛び出した5枠郷原章平が3コースに入るなど、進入が変わる中、インからコンマ11のスタートを踏み込んで先に回り、握ってきた郷原らの攻めを振り切った。2着争いは混戦になったが、2周2Mで前田将太が逆転、3着は塩田北斗が入った。

水面から上がると、「ありがとうございました」と一礼し、表彰式では西山節がいつも以上にさえ渡った。レース前は「いやな風ですね~」と話していたが、本番はフライング持ちでもスタートを決めて、冷静にターンした。「追い風、追い潮の分、1Mは少し流れたけど、(若松は)いつも練習させてもらっているので、うまくレバーを合わせながら回れたと思います」と振り返った。

今節は珍しくいいエンジンを引き当て、いつもは整備場で忙しく整備する姿はなく、ペラ調整に専念できた。ドリーム戦も1枠に選ばれ、正月戦でインで敗れたリベンジを果たしたい一心で走り続けた。「いいエンジンを引いて負けたら言い訳できないのでよかった。正月(2着で)は、めちゃくちゃ悔しい思いをして寝られなかったので、これで少量のお酒で寝られます」。

今年初優勝、しかも地元で決めて気持ちも新たにできた。「(フライングを切ったりと)リズムがずっと悪かったけど、これでオールスターまで突っ走りたいと思います」。昨年まで2年連続でグランプリに出場した。「3年(連続で)行きたいですね。タイトル持っていきたいです」と、飛躍を誓った。