山口拳矢が1着ゴール後に落車も準決出走を決断 右腕と右足の打撲&擦過傷も気丈に対応/宇都宮

擦過傷を負った右腕を治療し、打撲した右足を氷のうで冷やしながら取材に応じる山口拳矢(撮影・野島成浩)

<宇都宮競輪:ワンダーランドカップ>◇G3◇2日目◇20日

2予8Rを制しながら、ゴール後に落車した山口拳矢(26=岐阜)が準決の出走を決めた。

レースは望月一成の逃げを4番手まくりでのみ込んだ。上がり13秒4は、今節ここまでの最速。しかし、ゴールした後に1センターで、他の選手と前輪が接触してバランスを崩した。取材ゾーンに笑みを見せながら現れると「けがは右腕と右足の打撲と擦過傷。自転車は大丈夫。痛み止めを飲んで備える」と気丈に言い切った。