犬塚貴之「持ち味を出せる組み立てで行けた」5番手2角からあっさりまくり/松山

まくりに主体に攻める犬塚貴之が準決4Rは同期の藤田周磨に挑戦する(撮影・秋山正則)

<松山競輪>◇F1◇初日20日

予選2Rは犬塚貴之(21=愛媛)が5番手2角からあっさりまくり切った。犬塚は「自分は体が小さいので長い距離を踏む先行はきつい。ここは自分の持ち味を出せる組み立てで行けた。普段の練習でもダッシュ中心でやっているので、成果はあった。これからもこのスタイルでスキルアップしていきたい」とスピードを生かすレースを目指す。

四国の若手では犬伏湧也が台頭しているが「同じ犬の名が付いてもあの人はどう猛な大型犬、僕はキャンキャン鳴く小型犬ですよ」と変な謙遜。準決4Rは力上位の藤田周磨との同期対決で全力を尽くす。