“リケジョ”中村かなえが当地初優出へ「展示タイム通り伸びる」/若松

中村かなえがエース7号機を相棒に、準優11Rで攻める

<若松ボート:ヴィーナスシリーズ>◇4日目◇26日

お茶の水女子大学卒のリケジョ・中村かなえ(28=東京)が当地初の準優入りを決めた。

過去3節走ってきたが、全て予選落ち。それも、最高成績は2着と苦手意識が強かった。しかし、今節はエース7号機を相棒に、予選ラストの4日目6Rも5コースから積極的に攻めた。3着に終わったが、予選は13位で通過した。「3日目の前半はペラを失敗していたので、戻して微調整。展示タイム通り伸びるし、回ってからの足もいい」と、力強いエンジンを信頼している。

今節は6コースからのまくりを決めるなど、節間2勝を上げたが、まだモヤモヤは残っている。「行き足が良過ぎて、スタートを全速で行けてない」と悩みを隠さない。今節の平均スタートタイミングはコンマ16。やや、切れ味は欠けている。

そのぶん、準優11Rは豪快なスタートを決めて、一気に当地初優出といきたい。