<取手競輪:水戸黄門賞>◇G3◇最終日◇7日
吉沢純平(37=茨城)が大外を追い込み、昨年8月の川崎ナイター以来通算4度目、地元では5年ぶり2度目となるG3優勝を決めた。
5年ぶりに聞く地元ファンの声援を受け、黄色のヘルメットをスタンドに投げ入れ、喜びを分かち合った。当時は別線だった吉田拓矢にも祝福され「一緒に走れてうれしかった。後ろも先輩に固めてもらえて頑張れた」と笑った。
昨春、左アキレス腱(けん)断裂の重傷を負い、ビッグ戦線を離脱。再発防止のサポーターを外せたのは先月だ。ただ、吉田兄弟ら若手との「G1を勝つための練習」はうそをつかなかった。
「自力を捨てたわけじゃない。借りを返したい」。復活を遂げた吉沢が、タイトル奪取へと突き進む。【山本幸史】