“ヘッドバッド”でライバル撃沈、酒井雄多がS級初優勝へ/川崎

S級初優勝を狙う酒井雄多(撮影・栗田文人)

<川崎競輪>◇F1◇2日目◇15日

酒井雄多(26=福島)が、まるでプロレスラーのような戦いっぷりで決勝進出を決めた。

準決11Rは、先行した竹内雄作に3番手からまくりで襲いかかり、踏み直しを図る竹内に最終2センターで外から“ヘッドバッド”。ライバルを撃沈してきっちりと押し切った。「ヨコも好き? 脚力だけでは勝てないので、何でもやっていかないと、と思っています」。充実した表情が印象的だ。師匠で名マーカーの成田和也からは「言葉ではなく、(練習の)周回中の動きでヨコを教わっている」という。ウエートトレーニングにも熱心で、か細かったデビュー当時とは見違えるほど筋骨隆々の体にビルドアップ。決勝12Rは、北日本の3人の援護を受け、パワー先行でS級初優勝を目指す。