山下一輝が準決2着で決勝進出、目標不在の決勝も地元の意地と気迫で見せ場を作る/防府

山下一輝が地元の牙城を守った

<防府競輪>◇F1◇2日目◇5日

山下一輝(32=山口)が地元の牙城を守った。愛弟子の久保田泰弘は準決10Rで敗退したが、直後の11Rで山根将太の先行に乗って2着ゴール。「野田(源一)さんが落車したのも分かったし、車間も空いてたので、もう誰も来ないと思ったのに、小岩(大介)さんに気付かなかった…」とゴール寸前で白星を逃して唇をかんだ。

6月の地元戦では準決で敗退しており、「決勝進出は最低ノルマ」と意気込んだ今シリーズ。決勝12Rは目標不在の単騎戦となったが、前走の福井に続く連続優勝を狙って、必ず見せ場は作る。