元球児の佐藤翼が準優で特大弾「また大きいのが打てるように」初戴冠へV戦は「枠を主張」/下関

準優の勝利インタビューでカメラにサインを書き笑顔を見せる佐藤翼(撮影・岩下翔太)

<下関ボート:全国ボートレース甲子園>◇G2◇5日目◇9日

佐藤翼が準優10Rで“大ホームラン”を打った。トップ級の出来だった茅原悠紀を、センターからツケマイで沈めた。

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物心が付く幼稚園の頃から、高3夏まで白球を追った球児は「また大きいのが打てるように」と、優勝戦へ力を込めた。

浦和実業高でセカンドやショートを守り、自然と体幹や動体視力を鍛えた。「打つ方は身長が低かったこともありミートが中心」。今節は、序盤でシェアな打撃のように道中戦をこなし、中盤からバットを長めに持つよう派手に仕掛けた。

優勝戦は「枠を主張すると思う」。再びセンターからかっ飛ばして大会初優勝をつかみたい。