<玉野競輪:サマーナイトフェスティバル>◇G2◇2日目◇17日
【山本幸史・ヤマを張れ スペシャル】
◆12R:準決 グランプリ(GP)覇者の古性優作が孤軍奮闘、混戦を断つ。
初日特選では小原佑太-新田祐大の2段駆けに力勝負を挑んで4着。松浦のハンドル投げで8分の1輪差かわされたが、見せ場を作り、GP覇者としての意地は見せた。「新田さんはサラ足ですからね」と振り返ったが、その言葉に諦めや悲観などはなかった。
「僕はこれまでも、仮に行けなくても仕掛けることで強くなってきたと思っている。(相手の)番手が誰だとかは関係なく仕掛けていれば、いつかは行けるようになると思っていますから」。
挑戦者として追いかけていた時の“強くなりたい”という気持ちを、この一戦で思い出していた。準決27人で近畿は1人。この言葉は若手を、挑戦者を鼓舞しているかのようにも聞こえた。
単騎戦は大得意-そう思われがち。だが、単騎で勝つのは古性をもってしても厳しいと本音を漏らす。「結局、1着を取れたのはGPと高松宮記念杯ですからね。あとは2、3着ばかりですから」。
逆を言えば、単騎でも必ず着に絡める位置取り。そこに「仕掛ける」という気持ちがかみ合ったからこそ、GPとG1タイトルをつかみ取ったといえる。仕掛ける強い気持ちで準決を1着で突破したい。
くしくも栃茨勢は神山が3番手で折り合い、吉田が番手まくりの態勢を作った。初日特選のリベンジをするお膳立ては整った。古性の相手には郡司、そして太田に乗る山田らを狙いたい。
3連単は(1)-(3)(6)(7)(9)-(3)(6)(7)(9)(2)の16点。