<山陽オート:小林啓二杯>◇G2◇最終日◇18日
第12Rで優勝戦が行われ、鈴木圭一郎(27=浜松)が最終1角で執念の切り返しで先頭を奪い、大会初制覇を飾った。通算60度目、G2は5度目の優勝を果たした。地元の松尾啓史がゴール前で追いつめたが、惜しくも2着。3着は西村龍太郎が入った。
8R後から雨が降り出し、ファイナルは大粒の雨の中、湿走路で行われた。0メートルの松尾彩が果敢に逃げたが、同ハンの西村が2周3角で内へ切り込み先頭に躍り出た。鈴木は早めに追い上げ、1周バックの時点で3番手へ。4周2角で2番手に浮上すると、先行する西村をさばこうとしたが、西村が内を締めた。それでも、7周4角で西村の内がわずかに空き、そこを鈴木が突っ込むと、8周1角で逆転。すると、3番手から松尾が猛然と外から追い上げたが、鈴木が何とか粘った。
優勝した鈴木は「いっぱいいっぱいで、反省点もありますけど、優勝できてよかったです」と話した。
払戻金は2連単(8)-(7)380円、3連単は(8)(7)(2)2340円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
◆オートレースとは 8車立てで、1周500メートルを6周(ビッグレースでは8、10周の時も)行う。全国5カ所にレース場がある。群馬・伊勢崎、埼玉・川口、静岡・浜松、山口・山陽、福岡・飯塚で開催される。選手の技量の差によってハンデ(10メートル単位で最大110メートルまで)が定められている。競走車は左回りコースに合わせて車を倒した時にハンドルが平行になるように取り付けられている。エンジンはオートレース専用に開発されたスズキ製の排気量600CC2気筒。ブレーキは追突事故防止のため付いていない。選手は元アイドルの森且行や元ロードレース世界チャンピオンの青木治親、ロードレース出身の青山周平らがいる。21年の獲得賞金NO.1は青山で1億911万6305円。過去の最高額は04年に高橋貢が記録した1億4812万4255円。