西野翔太は前節SGで弟子が駆った24号機にペラ調整を施して好感触「説教しておきます」/尼崎

西野翔太は弟子が駆った24号機を手にした。ペラ調整で気配は一変。レース本番が楽しみだ(撮影・北條直治)

<尼崎ボート>◇前検日◇27日

西野翔太(39=広島)は前節SGオーシャンCで弟子の村松修二(31=広島)が駆った24号機を手にした。

「レースを見ていたけど、出よらんかったからね。まだ、もう1人の弟子の大上(卓人)が乗っていた11号機を引きたかった」と言いながら、すぐにペラ調整を施した。心配しながら前検練習を行ったが、意外にも「これ、いいですよ。ペラをたたいたら、ターンの立ち上がりはいいし、班でも悪くなかったです。あいつ(村松)ペラ調整をもっとうまくならんと…。説教しておきます」とニヤリ。同じ班の渡辺浩司も「班の中では西野選手が出ていた」と舌を巻くほどだ。初日は5、9Rで5、6枠と外枠2走。不利な枠番を克服して、初日から勢いをつけたい。