後藤正宗パンチ求めて大幅な調整が奏功 見事に逃げ切り今年初V/戸田

後藤正宗はコンマ07の快速スタートを決めて逃げ切り、17年12月の唐津一般戦以来、通算34回目の優勝を飾った

<戸田ボート>◇最終日◇19日

台風の影響を色濃く受けた難しいコンディションの中、静岡勢4人VS埼玉勢2人の優勝戦が行われ、後藤正宗(44=静岡)が、危なげなく逃げきり今年初V。通算34度目の優勝を飾った。2着鈴木博、3着山崎義明。3連単の配当は7170円。

レースは、6枠の山崎が、5枠の松下のピット離れが悪いと見るや、5コースを奪取し、並びは内から123・465の3対3。

後藤は「特訓で同じ風だったので、その感覚でいけばいいと思って、スタートに集中しました」というように、インからコンマ07のスタートを決め、他艇を寄せ付けず、17年12月からつ一般戦以来の優勝を決めた。

相棒の61号機は「力がなくて調整が大変でした。昨日までのペラの方が力強くて良かったのですが、この気象条件なのでパンチが欲しくて大幅な調整をしました。結果として逃げられたので悪くなかったと思います」と振り返った。

A1復帰も視野に入っており、「1走1走しっかりと走って、一生懸命頑張ります」と堅実に結果を出していく覚悟だ。

次走は26日~10月1日の若松一般戦に出場予定。