山中貴雄は来年2月の地元G1見据えて脚力強化中「これからしっかりと点数を上げたい」/小倉

山中貴雄は地元G1に向けてリズム回復を図る(撮影・音無剛)

<小倉競輪>◇F1◇前検日◇4日

直近4カ月の競走得点が102・9の山中貴雄(39=高知)は「なかなか点数が上がらないですね」とぼやく。

7月久留米では「足は悪くないけど展開が…」と話していたが、9月向日町G3で現実を思い知らされた。「展開じゃなくて足が落ちていた。向日町が終わってから練習方法を変えました。6月から心肺機能を意識してロードレーサーで乗り込みばかりしていたけど、今はピストレーサーで街道練習。最近はレース中にも力が入り始めた」。向日町からの2カ月で変化は感じている。

来年2月に地元高知で開催されるG1全日本選抜に出場できそう。「今はそこに向けてやっている。まだ田尾(駿介)やノリ(佐々木則幸)さんにも点数で負けているので、これからしっかりと点数を上げたい」。予選8Rは久米康平の番手回り。結果を出して復調をアピールしたい。