岩崎芳美が混戦の2着争い制してG1優出「最後は女子力で振り切りました」/鳴門

準優11Rは岩崎芳美が6コースから女子力を発揮して2着で優出を決めた(撮影・神田成史)

<鳴門ボート:四国地区選手権>◇G1◇5日目◇8日

準優11Rは逃げた重成一人を追い、岩崎芳美(50=徳島)が竹田和哉との壮絶な2着争いを制して優出を決めた。

6コースから最内を突いて、バックで竹田に追いついた。そこからの竹田の反撃もすさまじかった。心の中で「やめて、やめて」と叫びながら、最後まで逆転を許さなかった。「最後は女子力で振り切りました」とにっこりVサインだ。

12R優勝戦は同じく6枠でも「乗れただけでもうれしい。展開を突ける足にはしていきたい」と密かに優勝を狙う。