脇本雄太が未知なるギアにチェンジ! 古性優作を振り切りグランドスラム王手だ/高知G1

脇本雄太が大会初制覇でグランドスラムをたぐり寄せる

<高知競輪:全日本選抜>◇G1◇最終日◇26日

【山本幸史・ヤマを張れ スペシャル】

◆12R:決勝 脇本雄太の豪脚がうなりを上げる。

初日特選後に腰の違和感を訴え、翌日に走ったスタールビー賞は9着。準決12Rは番手の古性にかわされている。だが、本当に不調と言い切れるだろうか。

準決は中団の真杉匠が大きく車間を切り、先頭の清水裕友までは12~13車身以上の距離があった。さらに、500バンクで打鐘前の2角からスパートしての先行勝負。前に出るだけでも脚力ロスがあったが、残り1周タイムは前半14秒0-上がり14秒5。他の選手にとっての上がりタイム並みの早さで駆けて残れるのが、脇本の圧倒的な強さだ。

後半の失速も、仕掛けた距離の長さを考えればやむを得ない。「今回は前を取らされたら、自分の力を出し切るレースをしようと思っていた」。その言葉通り、GP王者の走りには不安が見当たらない。

今大会へのモチベーションは、グランドスラムにある。残すは今回の全日本選抜と11月の競輪祭。脇本がナショナルチームに所属していた時は、2月末から3月に世界選手権が行われていたこともあり、今大会の出場が、実に5年ぶり。「あと1走、耐え抜きたい。自分のやりたいことを精いっぱいやりたい」。今年中の偉業達成へ、まだ見せていない“ギア”で番手の古性を振り切る。

新田も吉沢も、前受けがかなえば奇襲の番手勝負に出る可能性は十分ある。まくりにきても、古性が援護に専念するはず。王者の逃げで、早々にGP連覇への切符を手にする。

3連単は(1)-(7)-(9)(2)(4)と(1)-(9)-(7)(2)(4)の6点。配当的に妙味がある後者を厚めに買う。

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