【ボートレース】黒井達矢が登録番号×1着本数を戸田市に寄付「1つ1つ積み重ねたい」

黒井達矢(右)は寄付金の目標を菅原文仁戸田市長(中)に手渡す。左は戸ヶ崎勤戸田市教育長(撮影・23年3月20日)

ボートレーサーの黒井達矢(34=埼玉)が20日、埼玉県戸田市の戸田市役所を訪れ、34万4128円を戸田市に寄付した。

17年12月25日、黒井は「生まれ育った戸田市に恩返しをしたい」という思いから、自身の登録番号である“4528”に1年間の1着本数(22年は76本)を乗じた金額を戸田市に寄付することを表明。18年から始め、5年目となる。

黒井は「戸田市から1人でも多くのボートレーサーが生まれるのが夢です。小さな子供たちに利用していただければうれしい。来年、戸田であるクラシックに出られるよう、1つ1つ積み重ねたい」と抱負を語った。菅原文仁市長は「生まれ育った戸田市に恩返しをしたいという、気持ちがこもっていることがありがたいです。寄付金は戸田市未来の学び応援プロジェクトに活用したいと思っています」と話した。