元ナショナルチームの雨谷一樹と田中晴基が競輪初連係/松戸 

抱負を話す雨谷一樹(撮影・野島成浩)

<松戸競輪>◇F1◇前検日◇21日

初日特選12Rはかつて、ともにナショナルチームに所属した雨谷一樹(33=栃木)と田中晴基のコンビに注目したい。

前回平塚の準決は別線で戦い、要所では並走にもなった。しかし、今回の特選12Rは関東と南関が1人ずつということもあり、前検では顔を見合わせた途端に連係を即決。まさに、昨日の敵は今日の友を地でいく流れになった。

雨谷は「自分も状態が上がっているが、田中さんも強い。平塚で並走の時にびくともしなかった。10年以上も前だが、一緒に遠征した間柄。自分がチームスプリントの第1走者で、第2が田中さん。ちなみに第3は深谷(知広)だった。遠征のときにお世話になったし、付いていただいて心強い。何でもやる」。田中の地元戦ということも加味して総力戦を決意。大胆に攻めて、競輪での初連係を思い出深いものにしたい。